事業案内

資源・環境・エネルギー関連機器の普及促進を通じて、人と環境にやさしい豊かな社会を構築します

環境・エネルギー関連装置及び周辺機器の販売促進等

  1. 使用済み商品(例えば、プラスチック類等)をリサイクル(洗浄、破砕、殺菌等)し、固形燃料(RPF)等を製造するとともに、固形燃料等を利用したコジェネレーション(発電及び熱回収)を実施するエネルギー関連機器(発電・熱供給ユニット)の販売促進を進める。

  2. 「小型風力発電」、「小型水力発電」等のエネルギー関連機器(発電ユニット)の販売促進を進める。将来的には、発電電力を利用した「水素製造装置」や「水素供給システム(水素スタンド)」(燃料電池のエネルギー、水素自動車への燃料供給)の販売促進を進めることも視野に入れている。

  3. 我が国において賦存量が多く、季節や環境に左右されずに安定したエネルギー資源であるにもかかわらず、利用量が少ない未利用エネルギーである「地中熱、地熱、温泉熱」等を利用したエネルギー関連機器(発電・熱供給)の販売促進を進める。

  4. その他、次世代に配慮した環境対応型の「エネルギー供給ユニット」(電力供給、熱供給)の販売促進事業を進める。

熱分解装置及び周辺機器の販売促進等

  1. 消費電力が少なく、CO2排出量が少ない、低炭素型の有機物の熱分解装置(廃棄物処理・リサイクル関連機器)及び周辺機器の販売促進を進める。

  2. ●CO2排出量の大きな焼却施設(従来の処理システム)のように、重油等の補助燃料を使うことなく、有機物自体が有するエネルギーをもとに熱分解を進める装置である。


    ●小型分散型(5t/日程度の処理)の設備で、廃棄物等(有機物)の発生源で処理可能。収集運搬等を伴わないため、処理システム全体でも低炭素型であり、今後大きく普及が期待される。


    ●処理対象物は、C(炭素)、H(水素)、O(酸素)で構成される有機物であり、食品系残渣、家畜糞尿、汚泥、廃プラスチック類、害獣(イノシシ等)等、多岐にわたる。

油化装置及び周辺機器の販売促進等

  1. 熱分解装置及び周辺機器の販売促進等で示した熱分解装置をさらに改良・進化させ、主に廃プラスチック類の処理に特化した「油化装置及び周辺機器」の販売促進を行う。

  2. ●処理対処物は、プラスチック原料や製品の製造工程で発生したプロセス廃棄物、容器包装類、農業系のプラスチック(ビニールハウスのプラシート、マルチフィルム等)等。主に、PP(ポリプロピレン)、PE(ポリエチレン)、PS(ポリスチレン)等を主成分とするものである。


    ●投入物により得られる油溶性成分(タール)の組成は異なるが、燃焼した場合に、8,500~9,000Kcal/㎏の熱量を有する重油からガソリン系の油成分が回収可能である。


    ●その他、本油化プロセスにより下記の有用成分も回収可能である(いわゆる、リサイクル設備である)。
    ・水溶性成分:水、酢酸、塩酸、アルコール、残留無機成分(セラミック類)、ガス成分:二酸化炭素、一酸化炭素、水蒸気等の低分子ガス化成分 等